Welcome to my blog

ママとまーくん&まめ

ARTICLE PAGE

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

運命の予感

 二月のパリ、真冬のシャンゼリゼ通りは、風が冷たかった。

日が暮れるのは、午後4時過ぎ、空が紫からグレーに染まって行く、パリの夜は長い。 

人々が、わたしや、わたしの傷心、わたしの孤独とは関係なく

早い足取りで、通り過ぎて行く。

異国での、寂しさを感じる。

道行く人たちは、これから愛する者の待つ家路に

帰っていくか、あるいはその家から出てきたばかりかー。

 歩道までテーブルや椅子がはみだし、

パリジェンヌや、恋人達や、旅行者でいっぱいの

カフェも、今はガラスパネルに取り囲まれ、

煙突のガス暖房機の水蒸気のせいでガラスが汗で濡れている。

店を覗くと、手持ちぶさたなギャルソンが、

壁にもたれて、外を眺めている。

彼の左手の薬指のプラチナの指輪が鋭い輝きを放っている。

誰を、思っているのか、寂しく見えたのは、煙草のけむりに彼の眼差しが、潤んでいたからか、

煙たかっただけか、若かった頃の、裂き傷が頬にあったからー。

 わたしのコートの裾は、風に揺られるまま、

カフェを避けて、冷たくなった体を暖めたかった。

ブティックの前を通りかかったその時、

オレンジ色のパリのねこが・・・。

 異国で野良猫に逢うのは、初めてのわたしは、

懐かしい友人にでも逢ったような気持ちで、

直ぐに、近寄り挨拶をした。

異国での孤独感は、どこかに飛んで行き、

しばらく、店の前でねこと遊んだ。顔は、パリネコ?!

尻尾が長く、頭を撫でるとベルベットの手触りの感触がした。

 そのパリのねことの出会いは、帰国してからもずっと忘れられなかったー。

それから、3ヶ月・・・マー君と運命の出会いが

訪れようとは、予感があったのか、不思議なのはパリのねこと、

マー君も、同じオレンジ色で、

ベルベットの感触だということ・・・。

 運命はパリから、始まっていたのかもしれないー。

P9070591.jpg


 8年前の2月パリのマー君?

               P9070592.jpg








- 2 Comments

マー君の ママ  

パリに行きたいですね。


コメント、ありがとうございました。
今からの季節 旅行に最適ですね。パリのマー君にママも逢いたいなって思い出したので、ブログに古い写真を、
載せましたー。

2011/09/15 (Thu) 13:02 | EDIT | REPLY |   

やぶつばき  

No title

まーくんだ、よくこのような写真撮っていましたね。
ねこが本当に好きな事が分かる写真です。
文章も小説を読んでいるみたいで、パリの情景が浮かんでくるようです。
パリは恋が似合う街、一人ではつまらない、いろとりどりの人間模様、楽しくも切ない街、
もう一度だけ、セーヌ川のほとりをゆっくりと、散策し、カフェに座りカフェオーレでも飲みながら、街行く人を眺めていたい。雑踏の中たくましく生きているねこの写真みたら会いに行きたくなりました。

2011/09/09 (Fri) 13:16 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。